プロジェクト

「生きるため」に小説を書く。
いま、私たちにできること。

「小説を書いてみよう」を題材にした講演会

十代も、二十代も、シルバー世代も。「さぁ、小説を書いてみよう」
日本文藝家協会主催のイベントにて、ゲストとして本書を題材にした講演会が開かれました。出版業界は不況と云われつつ、十代の若者が大きな新人賞を獲ったり、とびきり熟年世代が芥川賞を受賞したりと、作家の幅はどんどん広がっています。賞を目指す若い世代も、時間ができていよいよ書くぞというシルバー世代にも役立つ、ビギナーのための小説作法。今回も若い世代からシルバー世代まで年代を問わず多くの方にお集まりいただきました。

 

 

ムラマサ小説道場

書きたくても書けない。そんな方を後押しするために・・・。
2014年「ムラマサ小説道場」(ウェブサイト)を開設。村上政彦が運営する私塾教室です。
小説を書くための文法を基礎の基礎から学べる場所です。この教室は全国の学びたい方へ向けて、作りました。
通信講座は全国どこからでも受講が可能です。小説を書いたことがない初心者の方から、プロ作家の登竜門である新人賞受賞を目指す方まで。それぞれのスタイルに応じてコースプランをご用意しています。
道場からはプロの作家も誕生しています。

ムラマサ小説道場のサイトへ

 

生きる出版

いまの出版界を見ると、なかなか商業出版に乗せることは難しい。そこで私家版に取り組むこととしました。
現今では、私家版を出版しようとすると、途方もない費用を伴います。
当道場が始める出版社『生きる出版』は、そうではありません。
ごく一般の生活者が手の届く費用での出版を工夫しました。

 

 

生きる書店

「町の本屋さん」が減ってきました。本を読むのが何よりも好きな人には淋しいことです。
いま街の様子を見ていると、書店にはふたつの棲み分けが進行しつつあるようです。
ひとつは、大規模書店の台頭。在庫数万冊という何でもある書店が新しくできています。
もうひとつは、店主が選書を行う個性的な小さな書店。カフェやギャラリーの空間があり、雑貨なども扱う書店が新しくできています。
僕は、どちらの書店が生き残るかということには、あまり興味がありません。読者が満足できる書店があればいいのです。
生きる書店は、ムラマサ小説道場で書き上げられた作品とともに、主宰の村上政彦が選書した本を扱っています。
人の生涯に大切な要素のひとつは、出会いです。
誰と出会うかによって、その人の生涯は決められ、彩られます。本も、同じです。出会いが大切なのです。
本との、いい出会いを求める方、あるいは本を読まないと生きていけない、
ノーブック、ノーライフという方――生きる書店では、そんな読者をお待ちしています。
生きる書店